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「にせ科学(えせ科学、疑似科学)」を見つける授業

日本語、日本語の授業

 

日本語教師の吉田美登利です。

3月に東工大でこの講演を聞きました。

www.titech.ac.jp  

脳科学にはニセ情報がいっぱいあるというお話。

聞いてみて、やっぱりそうなんだと思いました。

 

以前の脳トレブームで脳トレが「簡単な計算や漢字書き取りのほうが、高度な思考より脳が活性化する」というような文脈で語られてて、

??とずっと疑問に思っていたからです。(これがほんとなら、小学校の勉強で終わっていいことになってしまいますよね。)

 

藤田先生は勤務先の大阪大の学生さんに「ニセ科学」についてのレポートを書かせていると伺い、私もぜひ自分の授業に取り入れてみようと思いました。

 

私のクラスの文系の学生さん向け作文授業にアレンジ。

全15回の文章表現クラスの後半、2コマを使って800字程度の「ニセ科学」作文を書いてもらいます。


ニセ科学」とまでいかなくても「ニセ情報」でも可としました。

 

マスメディアの情報も、眉唾なものがありますが、SNSでシェアされる情報はさらに、

「なんでこんな怪しくて非現実なネタなのに、みんな信じちゃうの?」

というもの多いですよね。

 

ニセ情報といえば、私の子供のころは、

「〇〇のハンバーガーが安いのは、ネズミ肉で出来ているからだ」

というものがありました。

都市伝説的な「つむじを押すと便秘(下痢、薄毛、痔、などなど)になる」とか。

血液型占い、マイナスイオン、ある種の健康食品。

 

なぜそれが信じられるのか、どうして流行るのか、誰が情報を出すのかなど、学生さんはよく考えてくれて、毎回、良い作文がそろいます。

 

でも一方で、さらに真実とは逆方向へ向かう作文も稀にあったりするので…難しい問題ですよね。

 

多くの学生さんはこの授業の後では、情報をうのみにすることがなくなったと言ってくれるので、今後の授業でも取り入れていこうと思っています。