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日本語話者に不思議な中国の漢字?(ハルピンの旅、番外編)

日本語教師の吉田美登利です。 

今回はハルピンの旅の番外編として、中国の面白漢字を取り上げたいと思います。

 

私は中国語を習ってから中国に行ったので、あまり不思議に感じたことは少なかったのですが、日本から来たお客さんが「あれ何?」と

質問するのを見て「ああ、そうだよなあ、日本語話者には面白いなぁ」

と思うことが色々ありました。そんなものをまとめたいと思います。

 

ところで、この記事のタイトルは「日本語話者」で「日本語母語話者」とはしませんでした。

 

日本語学習者である「日本語話者」が中国語の漢字を見たとき、

母語話者」と同じような不思議な感覚があるのでしょうか。

それとも、日本語母語話者より、なじみやすいのでしょうか。

 

以前、ポーランドから来た学習者(企業の研究職の方でした)の方が

初級後半、漢字を50字ぐらい覚えたところで、台湾に出張に行きました。

台北、って漢字が読めたよ~」ととても嬉しそうに話していたのを思い出します。

 

日本語で学習した漢字を、シンガポールや、マレーシアや、中国、韓国などで見つけて、それが読めるなんて、まさに一石二鳥(?!)

 

教えた方も、得した気もちになりますね。

 

まずはこれ。

 https://instagram.com/p/70brg9DjqZ/

 

「写字楼」=「オフィスビル」

直訳は「字を書くビル」

 

 

大学の敷地内の「超市」=「スーパー」

https://instagram.com/p/70byAUjjqn/

以前、このようなスーパーは歩いて行ける距離になかったため、買い物は市場で、グラム売りのをで買っていました。


野菜の名前も覚えて、値段や量の交渉もしなければならず、大変でしたが、語学学習のためには良かったのかな…

 

スーパー隣にある「ビアガーデン」

見えにくいですが 赤い字で「啤酒花园(直訳:ビール花園)」

https://instagram.com/p/70cMV5jjrz/

 

心惹かれている様子の私の父母。

 

「学校で学んだことがある英語より、全く習ったことがない中国語の文字の方が読みやすい」とは父の談。

 

ビアガーデンの看板。父は読めました。

「押金」は「保証金」の意味。


父:「これはビンを返すと戻ってくるお金ってことなんだよね?」

人は動機があれば、外国語は理解できるようです(笑)

https://instagram.com/p/70cR7BjjsE/

 

次の日、父はここに一人でビールを飲みに行っていました。

 

 

次はおなじみのヤクルト。

 

https://instagram.com/p/70cZg4jjsX/

破いてしまったあとで、急いで撮影!

 

 

 

リプトン イエローラベル

 

https://instagram.com/p/70cvQjjjtC/

 

この手の「英語(カタカナ)表記→漢字表記」が

日本語話者には一番面白く感じるところですが、

中国で1か月も生活すると慣れて、次第に何にも感じなくなります。

久しぶりに見ても、私は別に違和感も感じませんでした。

同行者が面白い!と言ったので、撮影。

 

次は非言語の絵の表示。こんな内容で失礼します。

トイレの表示。

https://instagram.com/p/70cfgPjjsd/

 

右下の「携帯と札束を落とすイラスト」は衝撃的で、我が娘も2人とも「これ何?」と驚いた反応をしていました。

 

日本ならここに「×」の印が書いてあるでしょう。

これじゃ、入れなさい、と(日本語話者的には?)読めます。

 

しかも厚い札束!!

日本なら、小銭入れか何かのイラストになりそうな気がします。

 

次は「加油站」 油を加える駅。=「ガソリンスタンド」

https://instagram.com/p/70clI1Djss/

加油」は「がんばる、踏ん張る」という意味もあります。

 

写真にはないですが、このほかに日本の方から質問を受けたことがある漢字として次の2つが思い浮かびます。

 

★「○○中心」という名の建物が町中にある。

  たとえば「 医疗中心」→「医療センター」

 

★車のナンバープレートの「黑」の字(日本でいう「湘南ナンバー」みたいなもの)。

 黒竜江省のマークであると、皆すぐ気づきます。でも、多くの日本人が「黒」のナンバーに「不思議な、怖い、悪そうな」イメージを感じるようです。

 

黒竜江とは、ロシアとの国境のアムール川のこと。黒い水だそうです。

今度、中国東北に行くときは、この川沿いにある北極村という名の中国最北の地(オーロラも見えるそうです。地図で見るとモンゴルよりずっと北)にも足を延ばしたいなと思いました。


そして、いつか鉄道で隣のロシアにも行ってみたいです。