ハルピンで学会発表をしてきました。

 

日本語教員の吉田美登利です。

 

2015年8月29日~30日に中国ハルピンにある黒竜江大学で

行われた「異文化コミュニケーションと日本語教育国際シンポジウム」

でポスター発表をしてきました。

タイトルは「中・上級学習者のひらがな・カタカナ表記の問題点とその指導です。」

https://instagram.com/p/7HgnueDjiK/

隣にいる方は、ずっと親しくさせていただいている

以前の同僚です。

今回はシンポジウム主催者として忙しくされていました。

 

 

https://instagram.com/p/7HhHUJDjil/

中国での学会参加は4回目でした。

10年前はビジネス日本語や、ビジネスコミュニケーション

に関連する話題が多かったように思いますが、

今回は、日中両国及び東アジアの交流や理解の促進、友好のための

異文化コミュニケーションという点へ話が及ぶことが多かったように

感じました。

 

私の発表テーマだった「文字指導」は、あまり研究が行われていない分野です。

研究や論文としては発表されることは少ないですが、

今回、いろいろな先生から教育や教材を工夫されている

というコメントを伺ったり、参考文献を紹介していただいたりして、

大変学びの多い発表になりました。

 

また、このテーマ「(美しい文字ではなく、誤解を引き起こさない

ために)正確な文字を書く指導」に関しては、

先生により意識の差が大きいことに気づかされました。

個人差もありますが、中国の先生より日本人の先生の方が、

細かいところまで目が行くようですね。

(文法などについては、逆の気がします。)

 

ハルピンの町はすっかり変わっていました。

 

99年にあった馬車、ロバ車、レンガの家、

ポプラ並木道とトウモロコシ畑がつづく地平線(←これは郊外)

がすっかりなくなり、高層ビルばかりになっていました。 

(帰国した次の日に見た『STAND BY MEドラえもん』の未来都市が

まさに中国の都市みたいでした)

 

私が好きな森林公園(植物園)もどこまでも続くような森林だったはずが、

終わりが見え(笑)、高層ビルが。

https://instagram.com/p/7HhSJeDjis/

 

私の知っているハルピンの町並みは、思い出の中にしかなくなり、

すこし寂しい気がしました。でも、多くの住人にとっては

貧しさから抜け出せて幸せになったのでしょう。

 日本の60年代、70年代もこんな感じだったのかしら。

 

学会の研究報告や、子連れの旅の様子、ハルピンの今などを

またページを改めて報告したいと思います。