「見る目をかえる 自分をはげます」かえるカード

日本語教師の吉田美登利です。

今日は気になった教材について書きたいと思います。

 

コミュニケーションゲーム「トーキングゲーム」の研修会で

紹介されていたこのtobirako「かえるカード」。

 

ずっと気になっていたんですが、ついに買ってみました。

このカードはネガティブな見方や考え方をポジティブに

フレーミングする練習になるカードです。

 

まず、ネガティブな言葉を見えるように入れ、壁に掛けます。

カードは50枚あるなかから、6枚選んで入れます。

f:id:yoshidamidori:20180919094459j:image

 

 

専用のウォールポケットに入れておくと、

子どもは何も指示をしなくてもひっくり返すそうです。

それも最初に、一番気になっている自分の性格のネガティブ面を示したカードを。

 

このカードの面白いところは、大人向けの「大人カード(青地のカード)」

も入っているところです。

 

 確かに、家に張っておいたら、いつも間にか、誰かがひっくり返していました。

f:id:yoshidamidori:20180919094507j:image

 ひっくりかえると、なぜかほっとします。

 

 大学の授業でたまに行うコミュニケーションゲームでも

「他人の欠点を長所に言い換えてあげるゲーム」

があるのですが、これは言い換えが上手な人と、そうでない人の差が

非常に大きいと感じています。

 

さいころから、このような練習をすれば

自分を励ますのが上手になったり、気持ちを前向きに

切り替えるのが上手になるのではないかと思いました。

もちろん、大学生や大人でも、見方を変えて自分や相手をとらえる練習を

することはとても大事なことだと思います。

 

 かえるカードの説明・購入先はこちら。

 

マイナスの言葉をプラスにかえて自己肯定感を高めるカード | tobiraco(トビラコ)

もともとは発達障害の子どもをターゲットとした教材ですが、
アレンジして、大学生のコミュニケーションゲームや
日本語教育の場面でも使えそうです。

トビラコHP

tobiraco(トビラコ)


様々な発達支援のグッズが売っています。

 

 

 

コミュケーションゲーム「トーキングゲーム」の研修会に行ってきました。

短期日本語研修や、学部留学生クラスでよく使わせてもらっている

トビラコの「トーキングゲーム」の研修会に行ってきました。

f:id:yoshidamidori:20180913152607j:image

 

傾聴と自己開示をベースに作られたこの教材、

NHKの「あさイチ」で紹介されていて、そのまま飛びついて購入しました。

 

本来はコミュニケーションが難しい発達障害の子供むけに開発された

教材ですが、私にとっては家族とも、友達ともやってみたい!と思える

ものに感じました。また、何より質問内容がすばらしく、

「留学生クラスで絶対受けるだろう!」と直感したのです。

 

今年度は短期留学生対象のサマーコースでも取り入れることを決めて、

実施前に日本語教員同士で練習としてやってみました。

そうすると、先生方はみんな口をそろえて

 

「質問をしないで、じっくり聞くって難しい。

職業柄か、質問をしてどんどん話を続けなきゃって

思ってしまう」

 

と言いました。

 

話すことは教えても、主体的に聞くことについては

あまり日本語教育では扱われていなかったのかもしれません。

 

開発者の先生に質問の可否について聞いたところ、

発達障害の子どものコミュニケーション練習に使う場合は、

ルールを徹底させるが、大人は質問タイムを設けても良い」

ということでした。

 

一番印象的だったのは、普通学級で学んでいて

知能は平均以上であっても、様々なコミュニケーションの困難を抱える

青年達への支援でした。

 

勉強ができても褒められないで育ってきて、

自己肯定感も低く、他者感情も低い発達障害

青年期の人たち。

 

小さなころからの段階的な支援が最も重要だとのことですが、

大学段階でも何かできればと思いました。

自称「コミュ障」は大学にもたくさんいますから。

 

このゲームはトビラコという会社から販売されているのですが、

「道具で発達を応援」ということで様々な支援教材が

販売されています。

 

叱って教えるのではなく、教えるほうが工夫する。

そんなスタンスを日本語教育でも忘れないようにしたいと

改めて思いました。

 

トーキングゲームの説明・購入先はこちら。

人の話を黙って聴くこと、ルールはそれだけです。 | tobiraco(トビラコ)

 

トビラコHP

tobiraco(トビラコ)

様々な発達支援のグッズが売っています。

どんなお子さんにも使いやすいものだと思います。

 

 

 

宿題大会のススメ- 終了時刻に付箋をはるだけ

夏休みも終盤になりました。


いつも夏休みにお友達を

集めてやっている宿題大会。


ママ達だけじゃなく(!)子ども達にも大人気の宿題大会、楽しくて盛り上がるので、是非みなさんもやってみてください、


方法は簡単。

1時間後(低学年は45分後)に

分かりやすく付箋を貼るだけ。

f:id:yoshidamidori:20180823180325j:plain


時間が可視化されただけで、

どんな子ども達も集中力全開で

シーンと問題集を解いてくれます。


となりに辞書を準備して、

自分で調べられるようにしてから

私は退散。


終了時刻になったら

みんなで思いっきり遊びます!


なぜか勉強をしてから遊ぶと

楽しいみたいです🎵





謝る時の表情は、文化で違う?

日本語教師の吉田美登利です。

 

今日は留学生の授業でロールプレイをやりました。お客様とレストランの店員の会話です。店員がオーダーをミスし、それに対し、お客さんが正しい注文をもう一度伝えるという練習でした。

 

留学生の皆さんは、一生懸命、

丁寧な日本語表現を身につけようと頑張って練習しています。

 

でも、店員役の学生さんは、

一生懸命、話せば話すほど逆に丁寧ではない感じが…

 

表情のせいもあるのかな、と思って確認してみるとやっぱりそうでした。自国で謝る時は、日本のように、すまなそうな顔などせず普通の顔で謝る、人が多かったです。

 

こんな小さなことでトラブルが起こったりするのかもしれませんね。私たちは言葉だけでなく表情にも寛容になる必要がありそうです。

カマキリ 冬越しのエサ

 

今日は、寒い冬も元気に生きてくれた

カマキリの育て方についてメモしたいと思います。

どこかのカマキリさんのお役に立てれば幸いです。

 

2017年9月23日。

いきなり我が家に侵入したカマキリ。

子供が飼いたい!といったので、虫かごに入れました。

 

f:id:yoshidamidori:20180405142046j:image

 それからはなぜか私が週2で餌探し。生餌探しは心が痛みました…

 

2017年10月26日。産卵。

初めて産卵シーンを見ました。

f:id:yoshidamidori:20180405142450j:image

11月に入り、バッタやチョウなどの虫がいなくなりました。

そこで、思いついたのが鉢植えの害虫であるコガネムシの幼虫。

あげたら食べたので、ミミズなども餌にして、1か月乗り切りました。

 

12月になると、我が家の土の中の害虫も尽き、
12月2日におさかなソーセージをあげてみるとよく食べてくれました。

たくさん食べておなか一杯になったせいか12月17日に2度目の産卵。

f:id:yoshidamidori:20180405142531j:image

f:id:yoshidamidori:20180405142334j:image

 

その後は、生餌をあげずに済ませられたせいで、心も痛まず

飼育が楽になってきました。そうすると栄養バランスが気になり始め、

目玉焼きもあげてみました。白身も黄身もよく食べてくれました。

 

このまま春を迎えてしまうのか、と思うぐらい長生きしましたが、

寒い日が続いた1月30日、静かに眠るように天国に旅立ちました。

f:id:yoshidamidori:20180405142242j:image

お皿で水を飲むカマキリ。 

f:id:yoshidamidori:20180405142130j:image

 元気なころは、」いつも威嚇していました。

 

f:id:yoshidamidori:20180405142208j:image

楽しい思い出をありがとう!

卵が孵るのが楽しみです。2個目にも、中身はあるのかなぁ?!

小学生、音読の宿題は交代音読で!

 

日本語教師の吉田美登利です。

f:id:yoshidamidori:20180405140457j:image

我が家は去年から小学生が二人になり、

子どもたちの宿題もあわせて2倍!?

音読すべき話も、だんだん長くなってきました。

 

音読といえば、以前レビューにも書いた

読書介助犬の話が印象に残っています。

 

 

yoshidamidori.hatenablog.com

 

この本の概要は、

音読(読解)が苦手な子どもの成績が飛躍的に伸び(英語だけではなく他の教科も)、
生活態度が改善され、性格まで落ち着くといったもの。

 

 

読書介助犬の効果の理由として、

主に次の3つが考えられると思います。

 

①音読することによる子ども自身の学び

介助犬やボランティアの人々とのコミュニケーションから

 得る学び(学習意欲や自己肯定感の向上なども含む)

介助犬を連れているスタッフによる音読サポート

 

家庭での音読で、読む対象が犬でなくとも

もちろん、上のような効果が表れるような

音読をするのがよいのだろうと思われます。

 

忙しいお母さんが家事をしつつ、子どもの音読を

聞いてあげるというのも一つのやり方ですが、

勉強が苦手な子どもや、外国人児童に対しては、

「交代音読」をお勧めします!

 

交代音読とは、ページや段落ごとに子どもと保護者が交代で

音読する方法です。

交代した分、読んだ箇所が半分になるので、

必要なら読む個所をチェンジして、もう一度読みます。

 

子どもが長い文章をひとりで音読するのは

息切れするし、骨が折れるものです。

 

聞いているほうも、集中力が切れてきてしまいます。

でも、次に自分読まないといけないとなると、

それだけで意外に集中して読むことが出来ますよ。

 

音読の際は、教科書をしっかり読めているか

チェックします。

チェックポイントは、

・漢字

・カタカナ

の読み方などに加え

 

・意味の切れ目が分かる読み方か

・アクセントは正しいか

を確認します。

 

アクセントに関しては、方言などがダメという

意味ではなく、語彙を誤ったアクセントで

読んでいる場合、意味を間違えて理解している

場合が多いからです。

 

私も外国語学習の時に経験がありますが、

何度も同じものを読んでいると、読むたびに

理解が深まったり変わったりしていきます。

 

何度も読んだあとで急に

「この言葉やっぱり分からないんだけど、なんて意味!」

などと聞いてくる子もいます。

「分からないことが後から分かった」ということもあるようですね。

 

 

留学生クラスで遠足

日本語教師の吉田美登利です。

3年前から、留学生のクラスで秋に一度、 遠足に出かけています。

f:id:yoshidamidori:20171116152335j:image

 留学生は授業やバイトで忙しいので

授業90分➕昼休み60分で行ける場所

となると近所だけですが、ちょうど

良いスポットがあります。

野島公園伊藤博文別邸です。

f:id:yoshidamidori:20171116152417j:image

事前学習として、伊藤博文についてネットで調べてもらいました。

 

膨大な業績があるので、興味を持ったことを10点程度に絞って箇条書きにします。

みなさん自分の国に関わりのある事象を中心に抜き出していました。

 

山道を登り、展望台に向かうと…

f:id:yoshidamidori:20171116153756j:image

シーパラダイスや富士山が見えました。

f:id:yoshidamidori:20171116152543j:image

下りの道では、ススキを発見。

お月見の授業でちょうど習ったばかり。

みんな写真撮影していました。

f:id:yoshidamidori:20171116152604j:image

長く雨が続いた後の晴れ間でした。

それを待ちかねたかのように

保育園、幼稚園、小学校の子ども達が

本当に大勢来ていて、賑やかでした。

 

伊藤博文別邸。

復元された美しい日本家屋で、

なんと無料で入れます。

f:id:yoshidamidori:20171116152832j:image

金沢八景、という名の由来や
伊藤博文の時代の国際政治、
憲法制定など様々な資料が
ありました。

 

伊藤博文筆の屏風。

 

f:id:yoshidamidori:20171116152623j:image 

中国人の学生さんは
学生時代に暗唱したこともある
有名な詩だそうです。
陶淵明の愛蓮説。

 

帰りはバーミヤンでみんなでランチ。

みんなは、テーブルの上の新聞のサービスが嬉しかった、と言っていました。

f:id:yoshidamidori:20171116152957j:image

 

帰った後、宿題として感想文を

書いてもらいました。

これは文章技巧を練習するため

というより、思いを表現しやすい

箇条書きにしました。

 

伊藤博文については、

国の教科書で習ったことのある人も

多かったですが、実際の資料に

触れたことで、さらに理解が深まった

ようです。

 

また、遠足に来ていた子どもたちが可愛い、幸せそう! そして、先生は大変そう…とのコメントが多数ありました。

 

遠足は年に一回ぐらいしか行けませんが、 普段の授業も楽しい時間にしたいものですね。