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コンピュータ室で作文授業

日本語教師の吉田美登利です。

 

「先生もどうぞゆっくり休んでくださいね!」という留学生の言葉で始まったゴールデンウイーク。日本人学生はあまりしない表現ですが、そんな表現にホッコリさせられることも多いのも、この仕事の良いところです。

 

登山して、

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釣りをして、食べて

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最終日に原稿を書き上げ、

いい休日でした!

 

 

今日は日本人大学一年生クラスで、

オンライン作文交換の授業をしました。

 

今の学生さん、パソコン入力が苦手な人が多く、携帯で作文を入力しても良いですか?と数人から聞かれました。

 

インターネットで何かを検索するというのも慣れていないようでした。ワードの使い方も良く分かっていない学生も多かったです。

 

パソコンを使いこなせることは、大事な力なので本当は高校まででやっておくべきだとは思いますが、これから、ゆっくり慣れていきたいと思います。

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家ではバラが咲き出しました。

バラとバッタ。木香薔薇です。

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去年11月に見つけたバッタが冬越ししてまだ生きています。ツチイナゴという種類のようです。

 

バッタを半年も世話することになるとは思わなかったです…

 

誕生日ケーキ

昨日は長女の9才の誕生日でした。

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今年のエディブルフラワーはレンゲ草。

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初めてタネから育てました。

 

 

最初の授業は散歩だったという二つの思い出

 

日本語教師の吉田美登利です。

 

今年初めて庭に植えた6鉢のレンゲ草が咲き始めました。

満開を迎えるのが楽しみです。

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レンゲというと思い出があります。

 

私の小学校では、4月の初めての授業は、

校庭の向こうにある近くの田んぼや川べりを

散歩することがよくありました。

 

様々な学年の子供たちが、担任の先生に連れられて

レンゲや菜の花やセリが生えている、まだ水の入っていない

田んぼのあぜ道をあちこち集団で散歩していました。

1コマ、ただただ散歩。

 

新学期だから、やるべき学習項目もないから

散歩しているのかなあとなんとなく思っていました。

きっと、全国の小学生が同じことをしているのだろうと

当たり前のように考えていました。

 

その後、10数年たって、日本語教師を3年経験したあと

同じような体験をまた経験しました。

 

青年海外協力隊トレーニングセンターの中国語の初回の授業も

散歩だったのです。

 

二本松の国立公園内にある、大自然に囲まれ

桜が咲き乱れる訓練所の中を、中国人の先生と中国語を話しながら

(学習歴があったので雑談ぐらいはできました)

あちこち散歩。何を話したか一つだけ覚えているのは

「そのピアスステキね」でした。

これから中国に赴任する私に、お別れのプレゼントとして

(女性の)友人がくれた、という話を興味深そうに

聞いてくださっていました。

 

教室を抜け出して、外での会話。

会話の授業なら教室でもできるはずです。

授業が終わった後で、日本語教師仲間で、

「あの散歩は、クラスの雰囲気づくりや

学生の緊張を解くのにすごいいいね、私たちも

授業に取り入れたいね」という話になったのでした。

 

その時、はじめて、小学校の先生方も

明確な意図をもって、散歩に連れ出してくれていたことに気づいたのでした。

 

桜から水芭蕉へ

今年度も新学期の授業が始まりました。

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満開の桜の樹の下では、

留学生がビデオ電話で

国の家族に春のキャンパスを

生中継していたり、

外国人研究者が家族でお弁当を広げて

お花見をしていたりしました。

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長く咲いていた桜も散り、

今週は水芭蕉が咲いていました。

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日本語の授業  映画「君の名は。」と東日本大震災

 

日本語教師の吉田美登利です。

 

「茶道」や「華道」だけが日本文化じゃなくて、

現在進行形で今人気があるものこそ日本文化だよ!

と恩師に教わって以来、

1学期に最低一つは「今流行っているもの」を取り上げています。

 

今学期は『君の名は。』を取り上げました。

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(小2の娘が描いた絵です)

 

私自身は冬休みをの時間を利用して、やっと映画を見に行けたのですが、

学生さんは2人を除いて、クラスのほとんどの人が見ていました。

 

もちろん、見ていない人にも面白くて、日本語の勉強になるような

ネタはないかと思って使ったのがこれ。

新海監督のインタビュー記事です。

 http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/20/makoto-shinkai_n_13739354.html

 

まず、記事を読む前にディスカッションをしました。

 

・異性と入れ替わったら何をしたい?

・前世や運命をを信じる?

・あなたにとっての「かけがえのない日常」とは?

・どうしてタイトルに「。」がある?

・映画を見た人は、どこが良かった?

・多くの外国でも大人気だそうだけど、日本人と自国の人の視点は同じ?

・「中国語のタイトルは『你的名字(あなたの名前)」と疑問文じゃないけど、

 どうして?ほかの言語はどう?

 

面白い意見が沢山出ました。

 

「タイトルの『。』は始めは間違いかと思ったけど、

物語を見てから、ハッピーエンドを意味していると思った」

 

「『君の名は。』が、もし「君の名は?」だったら

中国語も疑問文に訳されていたのでは」

 

というコメントもありました。

 

インタビュー記事の感想は、

 

・「日本人の震災への思いの深さを感じました」

・「今までの新海監督の作品と違ってこの映画がハッピーエンドなのは

 売るためだというような批判も聞いたことがあったけど、

 これを読んで監督の気持ちが良く分かりました。」

・映画を見た人で、このインタビューを読んでいない、特に留学生に

 この記事を見せたいです。きっとこの映画をもう一度好きになります。

 

やっぱり、答えのない問題について話すのは面白いですね。

学生さんの方がいい答えを持っていたりします。

 

イマドキの日本語 子ども編「あけましておめれとう!」

日本語教師の吉田美登利です。

 

皆様、あけまして

おめでとうございます。

2017年が、世界中の皆様にとって

良い年になりますように。

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(江の島から見た富士山です。)

 

ところで「おめでとう」という言葉、

6才の次女には「おめれとう」と聞こえるそうで、

年賀状に「あけましておめれとう」と書いていました。

 

「おめ『で』とうだよ!」

と伝えると、

「だって『れ』って言ってるでしょ?」

と不思議そうな様子。

 

そう言われると、確かに

「で」より「れ」

に近い発音かもしれません。

 

この他に、最近気になったのが

「大丈夫」。2年生の長女は

「大丈夫」を断りの意味で使います。

 

「お茶飲む?」

「大丈夫!」

 

英語のNo,thank you. に近い意味なのでしょうか。

英語ではNoと意思が見えますが、大丈夫と言われると、

「何が大丈夫なんだい??」と思ってしまいます。

 

小学校に入って、言葉がカジュアルに変化した長女。例えば、

 

■形容詞のい抜き

「暑! コワ! 固!…」など

 

大人も「イタッ!」などは

言うと思いますが、

イマドキの小学生は

「い」抜きすぎだろう、

と思うくらい抜きます…

 

■私→「うち」

 なぜここだけ関西風になるのか謎。

 

次女も今年は小学生。

どんな風に言葉が変化するか

楽しみです。

 

 

2016年後期の留学生授業まとめ(「旧伊藤博文金沢別邸」見学→歴史の授業)

日本語教師の吉田美登利です。

 

あっという間に一年が終わります。

色々なことに挑戦した分、失敗も多かったけれど、周りの人に恵まれ、

とても良い一年でした。

 

大みそかの今日、2016年後期の留学生の授業を、

年内分だけまとめておきたいと思います。

 

(1)留学生クラスで野島公園へ行きました。

 

去年も行った野島公園。大学から歩いて15分ぐらいにあります。

今年は丘の上にある展望台に上りました。

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寒くて少し曇っていましたが、

遠くまで見渡すことができました。

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そのあと公園内にある「旧伊藤博文金沢別邸」へ。

ここで大日本帝国憲法を作成したそうで

明治天皇もここへ何度か訪れていたそうです。

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この施設はなんと無料。

美しい日本家屋と庭園を見ることができて、

歴史の勉強もできて、留学生には本当に

良い施設でした。(日本人の皆さまにもおススメ!)

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そのあと、レストランでみんなでランチ。

「楽しかった!」と笑顔の学生さんたちでした。

 

(2)伊藤博文についての文章を読み比べ

「歴史」を授業で取り上げることはあまりしないのですが、

せっかく別邸へ行ったので、伊藤博文について学びました。

 

伊藤博文は、国によって大きくイメージが違う政治家の一人と

言えるのではないでしょうか。

そのような点を考えるのも面白いのではないかと思いました。

 

①まず、国内外問わず

「好きな歴史上の人物」や「好きな時代」

を挙げてもらいました。

 

予想外に「戦国武将」が大人気でした。

ゲームキャラのかっこいいイメージがあるようですね。

「戦国時代」も大人気!!

 

人々にとっては暮らしにくかっただろう戦国時代。

たくさんの人を殺したであろう戦国武将。

でも現代の留学生から見て結構いいイメージ。

 

いろいろな方面から「今から見た歴史」というものを

考えてもらいました。

 

伊藤博文クイズ

・何回総理大臣になりましたか→4回

・初回は何歳の時に総理大臣になりましたか→44才(歴代で一番若い)

 

 などいくつか簡単なクイズを出しました。

 学生はスマホを使い、膨大な情報の中から必要なところだけ

 抜き出します。拾い読み(速読)の学習です。

 

③課題文読み比べ

 多くの仕事を精力的に行った伊藤博文

 膨大な伝記の記述の中から、

「ハルピン駅」で安重根に撃たれ、

 亡くなったシーンを取り上げました。

 

ハルピンに住んでいた私にとっては、この駅は

何度も利用した思い出深い場所でもあります。

 

児童書の伝記には、亡くなった状況の記述がないことが多いです。

(人物の「仕事」に焦点が当てられるため、

人物の「エピソード」にまで言及するスペースがないのでしょうか)

この記述がある本は、必然的に博文の朝鮮統監としての

仕事ぶりについての価値判断を示すことになります。

 

そんな点が面白いなと思ったのですが、

資料を探す作業そのものが「読み比べ」であって

大変勉強になりました。そこを私がやってしまったのは

ちょっともったいなかったかなとも思いました。

 

でも、あまり時間の負担なく伊藤博文の人生の概略を知ることが

できたという点では良かったかなと思います。

実体験を結びつけた歴史学習は、本だけで学んだことと違って

記憶に残りやすいと思います。

 

授業で使った2冊はこれです。 

人物日本の歴史 13 伊藤博文と明治政府 (カラー版学習よみもの)

近代 明治、大正 (人物でたどる日本の歴史)

 

「そういえば日本に留学していたときに、

伊藤博文の別邸へみんな行って楽しかったなぁ~」

 

とずっと未来に、思い出してくれたらいいなと思います。

 

では、皆さま良いお年を!